インスタントハウスは、名古屋工業大学の北川教授が東日本大震災の経験から約10年研究した簡易型の家になり、ドラゴンボールの『ホイポイカプセル』からヒントを得たそう!
災害時やアウトドアなど、すぐに住まいが必要な場面で大活躍しますね。
そんなインスタントハウスについて色々気になるもの。
- インスタントハウスはどうやってできているの?
- インスタントハウスの耐久性は?雨の日はどうなるの?
- いつから使われるようになったの?
そこで今回は、
インスタントハウスの耐久性や値段は?作り方は2ステップ!をまとめまたよ。
インスタントハウスの耐久性は?
インスタントハウスの耐久性
インスタントハウスの耐久年数は、現段階では算定できていません。
今後、インスタントハウスの研究がさらに進めば耐久年数のデータもあつまりわかるかな?
耐震・耐雪・耐風は?
インスタントハウスって、見た目が白くて柔らかそうでテントのイメージがありますが、実はかなり頑丈であることもわかりました!
- 耐震は、震度6強の地震に対して崩壊しないとされています。重要度係数1.0程度(建築に置き換えた場合)
- 耐雪は、雪が積もりにくい形状となり、仮に雪が2~3メートル積もっても耐えることができます。
- 耐風は、風速80m/s程度耐えるとされています。これは、台風が来た時のような雨風をイメージしてみてくださいね。
想像以上に、インスタントハウスが頑丈なことをしってビックリしたよ。
こんなにしっかりしているなら北川教授が大学の一角にこれを建ててオフィスにしているのも納得できる!
インスタントハウスの素材は?
インスタントハウスの素材の外壁はポリエステル製のテントシートで、内壁はウレタン製の断熱材でできています。
この組み合わせにより、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせます。
一年中、快適なのは嬉しいよね!
インスタントハウスは、窓もついてる!
インスタントハウスとは?
インスタントハウスは、空気で膨らませたテントシートに内側から断熱材を吹き付けるだけで、簡単に建てられる優れものです。
見た目は家のようですが、扱いとしてはテントに近く、建築物ではないため、建築基準法や都市計画法などの規制を受けずに、設置や移動ができます。
かなり魅力的なインスタントハウス、お値段もやっぱり気になる~
インスタントハウスの値段は?
インスタントハウスには3種類のサイズがあります。
価格は110万円~260万円ほどになります。
サイズ | 面積 | 価格(税込) | 特記事項 | 寸法(約) |
---|---|---|---|---|
Sサイズ | 5m² | 1,100,000円 | – | 直径 240cm × 高さ 300cm |
Mサイズ | 15m² | 1,870,000円 | Mサイズ限定:2,054,800円(税込)<br>家具セットバージョン | 直径 430cm × 高さ 400cm |
Lサイズ | 20m² | 2,585,000円 | – | 直径 500cm × 高さ 430cm |
わぁ、いいお値段だね~
でも、災害時に備えて地域であるといいかも!
また、インスタントハウスの価格には、テントシートや断熱材のほか、床面となる耐水合板や、設置に必要なロープやペグなども含まれます。
その他、オプションとして、家具セットや電気設備などもあるそうです。
インスタントハウスの作り方は2ステップ!
インスタントハウスは約4メートルの高さがあるため、作るのに時間もかかりそうですよね!
しかし、2ステップで作ることが出来ます。
気球を膨らませるイメージだよ。
1.膨らませる
設置したい場所にドーム型の記事を固定し、空気を入れて記事を膨らませる。
2.吹き付ける
膨らませた生地の中に入り、内側から断熱性のあるウレタン材を吹き付けます。
インスタントハウスを乾燥させると生地と吹き付けたウレタン材が定着し、完成です!
超簡単でシンプルな作りなんだね!
▼インスタントハウスについてもっと知りたい方はYouTubeへ▼
完成まで数時間!避難所に使うなら、本当にありがたいお家になるね。
まとめ
今回は、インスタントハウスの耐久性や値段は?作り方は2ステップ!についてまとめました。
耐久性について、耐久年数は、現段階では算定できていませんでした。
しかし、耐震・耐雪・耐風は優れていることがわかりました!
今後、インスタントハウスが色んな所で活躍することが楽しみですね。