パリオリンピック、男子バレー残念だったね…
でも、最後に選手みんなでブラン監督を胴上げした姿はうるうるした。
そうだね。ブラン監督の退任が発表されたし、さみしいね。
結論から言うと、ブラン監督の退任の理由は、現時点で公式に発表されていません(2024年8月5日時点)
しかし、退任の理由はいくつかあるので解説していきます。
\この記事でわかること/
この記事を読むことで、ブラン監督の辞任や今後について知ることができます。
男子バレーブラン監督の辞任の理由3選!
日本男子バレーボールチームを率いて数々の成果を上げてきた彼が、なぜ辞任を決断したのでしょうか。
ここでは、その理由を3つに分けて解説します。
就任先との契約期間が決まっていた
ブラン監督は、2024年2月に、韓国の韓国Vリーグの天安現代キャピタル・スカイウォーカーズに就任することが発表されていました。
そのため、有力な退任理由は、契約によるものだと考えらます。
パリオリンピックの約半年前には決まっていたんだね。
今回のパリオリンピックの結果に関わらず退任することが決まっていたため、選手たちの気合の入れようもいつも以上だったのかもしれません。
ブラン監督は、長年日本が課題だった『予選突破』を叶えたね。
パリオリンピック後のキャリアプラン
ブラン監督はパリオリンピック後に韓国のクラブチーム「現代キャピタル」の監督に就任することが決まっています。
この新しい挑戦は、ブラン監督にとってさらなるキャリアアップとなります。新たな環境での指導経験を積むことで、さらなる成長を目指しているのでしょう!
ブラン監督は、日本の選手に対してとても敬意を払ってくれていたよね。
そんなブラン監督は、日本のたくさんの人に愛されました。
キャリアアップとして新たな経験値を韓国で積んだあと、また、日本のバレー業界に戻ってきてほしいですね!
臨時監督だった可能性がある
ブラン監督が日本の監督に就任した理由は、前監督の中垣内祐一監督の交通事故によりコーチの立場で監督も代行していました。
そのため、中垣内監督の辞任がなければ、コーチという立場で契約を迎えていた可能性もあるでしょう。
日本代表における外国人監督はゲーリー・サトウ監督に次いで2人目!日系以外の監督は初めてだよ。
このことからブラン監督の退任理由は3つ予想しました。
男子バレーブラン監督の後任は誰?
男子バレーブラン監督の後任は現時点で未発表です(2024年8月5日時点)
これまで、外国人監督はブラン監督を含め2人のみ。
今後も外国人監督が監督を務めるのか、日本人監督なのか気になりますね。
ブラン監督の時と同じく、コーチから監督に昇格の候補を4人あげたよ。
候補:真保綱一郎コーチ
真保綱一郎コーチは、
- 1972年4月11日に生まれ
- 神奈川県横浜市の出身
- 駒澤大学を卒業
- キャリアは1999年、チェコのAero odlena vodaでコーチを務めた。
- 2022年からはイタリアのチームでコーチを務めている。
- 日本で初めてコーチとして活動を始めたのは2004年。その際、NECレッドロケッツのコーチに就任し、2005年からは久光製薬スプリングス(現在の久光スプリングス)で2シーズンにわたりコーチを務めた。
- 2007年からは男子バレーボールに転向し、パナソニックパンサーズのコーチを8シーズン就任。
- 2014年からは男子日本代表のコーチとして2シーズン活動。
- 2015年には再び海外での経験を積むため、ドイツのベルリン・リサイクリング・バレーズで1シーズンコーチを務めた。
- 2016年には堺ブレイザーズの監督に就任し、3シーズンの間監督としてチームを指導。
- 2019年に堺ブレイザーズの監督を退任した後、FC東京の監督に就任。
- 2022年6月にはFC東京のチームが譲渡されたことにより、新たに誕生したプロクラブ・東京グレートベアーズに移籍し、引き続き監督を務めた。
- 2022年8月にはAVCカップ男子日本代表の監督としてチームを準優勝に導く成果を挙げた
- 2023年には契約満了に伴い、2022/23シーズン終了をもって東京グレートベアーズの監督を退任。
海外でのコーチの経験も豊富だね!
候補: 伊藤健士コーチ
伊藤健士コーチは、
- 1981年生まれ
- 筑波大学大学院を修了後、東レに入社
- 東レアローズ男子バレー部でアナリストを務める。
- 2014年に東レを退社し、男子日本代表のアナリストに就任。
- チームの戦術や練習内容、試合中の選手交代や代表選手の選考など、男子日本代表に関わる多岐に渡る内容を分析している。
データ解析でチームをひっぱっていったんだね、かっこいい!
候補:深津貴之コーチ
深津貴之コーチは、
- 1988年11月9日に生まれ
- 日本の元男子バレーボール選手
- 現在は指導者として活躍
- 出身地は愛知県豊田市
- 小学校5年生の時に先生の勧めでバレーボールを始めた
- キャリアは、兄の旭弘さんと同様に、星城高等学校から東海大学へと進学
- 2010年には、豊田合成トレフェルサ(現在のウルフドッグス名古屋)の内定選手となり、翌年の2011年に正式に入団。
- その後、チームの一員として活躍し続けましたが、2015年には26歳という若さで現役を引退し、同じチームのコーチに就任。
- 2022年に日本代表のコーチに就任。
- 持ち前の経験と知識を生かし、日本のバレーボール界に貢献し続けている。
選手としての実績だけでなく、指導者として着実に経験値を伸ばしているね。
候補: 坂梨朋彦コーチ
坂梨朋彦コーチは、
- 1987年12月29日生まれ
- 日本の元男子バレーボール選手
- 現在は指導者として活動
- 出身地は、熊本県合志市
- 彼のバレーボールキャリアは西合志中央小学校時代から始める。
- その後、西合志中学校・熊本工業高校に進学。
- 17年ぶりの春高出場を果たし、その後は東亜大学へと進学。
- 大学1年生の時には全日本ジュニア代表に選ばれ、2006年にイランで開催された第13回アジアジュニアに出場し、準優勝とベストディガー賞を受賞。
- 2008年には西日本インカレで3年ぶりの優勝に貢献し、リベロ賞を受賞。
- 同年の東西対抗戦ではキャプテンとして選出され、大会史上初の大学西軍男子の勝利を導き、最優秀選手賞とリベロ賞を受賞。
- 大学在学中の2009年11月に堺ブレイザーズの内定選手となり、2010年に正式に入団。
- 2010年には全日本代表登録メンバーにも初選出。
- 2016年4月に現役引退を発表し、その後はコーチとしてのキャリアを開始。
- 堺ブレイザーズのコーチとして2019年シーズンまで在籍した後、2020年5月にはJTサンダーズ広島のコーチに就任。
- 2023年には男子日本代表のコーチに就任し、現在も日本のバレーボール界に貢献し続けている。
坂梨さんの豊富な経験と卓越した指導力は、選手たちにとって大きな財産となるね。
ブラン監督の就任先・現代キャピタルとは?
ブラン監督が次に指揮をとる韓国のクラブチーム「現代キャピタル」についても注目が集まっています。このチームはどのような特徴を持ち、ブラン監督の新たな挑戦となるのでしょうか。
天安現代キャピタル・スカイウォーカーズ(チョナン ヒュンダイ キャピタル・スカイウォーカーズ)は、韓国・天安市に本拠地を置く男子バレーボールチームです。
このチームは、1983年にヒョンデ自動車の男子バレーボールチームとして設立されました。その後、韓国Vリーグの前身である韓国冬季リーグでは5回の優勝を果たしました。2002年には金融機関である現代キャピタルの男子バレーボールチームとして再設立され、現在のチーム名となりました。
再設立後は、三星火災ブルーファングスとの競争に苦しみながらも、2005-2006シーズンと2006-2007シーズンに連続優勝を達成しました。以降も安定した成績を収め、韓国Vリーグでは優勝4回(2005-06、2006-07、2016-17、2018-19)を誇ります。また、準優勝7回(2005、2007-08、2008-09、2009-10、2013-14、2015-16、2017-18)もしています。
KOVOカップでは、優勝4回(2006年、2008年、2010年、2013年)、準優勝1回(2009年)の実績があります。さらに、日韓Vリーグトップマッチでは2007年に優勝を果たしました。
天安現代キャピタル・スカイウォーカーズは、その強力なチーム力と安定したパフォーマンスで韓国バレーボール界での地位を確立しています。
【まとめ】男子バレー【ブラン監督】辞任の理由3選!後任は誰?
今回は、男子バレー【ブラン監督】辞任の理由3選!後任は誰?について解説しました。
今後のブラン監督の活躍も楽しみにしたいですね♪